腰痛の改善に必要なのはまず概念を変えること

 

 

腰痛、と聞いて一番に思いつくことはなんですか?

 

椎間板ヘルニア

坐骨神経痛

脊柱管狭窄症

加齢による変形

すべり症

 

こんなところでしょうか

 

 

もう少し危険なものまで含めると

 

ガン

脊椎炎

内臓疾患

 

なんていうのも候補にあがります。

 

 

 

しかし腰痛の分類には「非特異的腰痛」といわれるものがあります。

 

「非特異的腰痛」というのは腰椎部(腰の骨の部分)、仙骨部(腰の骨の下の中心部)、臀部(おしり)、大腿部(ふともも)などに痛みが出る場合で、姿勢や動きによって痛みが変化するという特徴があります。

 

腰痛の80%から90%が「非特異的腰痛」と言われているのでほとんどの人がこれにあてはまります。

 

 

 

 

「え?でも病院でヘルニアと言われました」

 

はい、それは間違いではありません。確かにヘルニアは存在しているのでしょう。画像に写っているのですから。

 

しかしヘルニアと痛みが関係あるといわれましたか?画像はあなたの腰にヘルニアが存在している、としか言っていません。

ヘルニアについては以前に書いた記事を参考にしてみて下さい。

こちらからお読みいただけます。

 

 

 

じゃあこの痛みや苦痛は?「非特異的腰痛」の対処法は?分類もできていないのに治るの?と言われてしまいそうですがその前にやることがあります。

 

 

 

ひとつは考え方(概念)を変えることです。

 

 

例えば、もしあなたが腰痛に対して次のような考え方をしていたら考え方を変える必要があります。

 

・画像に写ったものが全てだと思っている

・腰痛とはうまく付き合うのが一番

・座り方や姿勢を気にしている

・ズレや歪みが原因だと確信している

・腰に爆弾を抱えている

・自分の腰はガラスの腰

・古傷だから仕方がない

・年だから仕方がない

 

もっといっぱいありますがこの辺にしておきます。今現在腰痛持ちの方で上記のことに当てはまった方は新しい概念を取り入れる必要がありそうです。

 

 

 

 

例えば

 

 

年のせい、なんていうのは最悪です。腰の痛くない高齢者の方はたくさんいます。

「年のせい」を容認してしまっては安心して年をとることもできません!

 

 

ズレと歪みのせいにするのもいい選択ではありません。自然物である人間はもともと左右非対称です。

ズレて歪みながら成立するバランスを保っています。

 

そして腰に関してはやはり要ですから二足歩行に耐えうる強靭な筋肉と靭帯で守られています。

 

 

あなたと同じような姿勢の人はあなたと同じように腰痛持ちでしょうか?

 

若い時に見つかってしまった爆弾は何年も経った今、どうなっているでしょうか?

 

古傷はほんとうに腰だけですか?他の古傷のことは忘れてしまったのですか?もっとなにか他にもありませんでしたか?

 

 

 

 

研究論文でデータを見たり海外の成功例を知ると、腰痛に関して日本人は過剰な恐怖を抱いているようです。

 

データなんか見なくても普通に考えてみればお年寄りが全員腰が痛いわけではないことはわかります。

 曲がっていても畑や田んぼで頑張っている方はたくさんいます。

 

側弯症の方で背骨が弯曲していても全員が痛みを訴えるわけではありません。

 

 デスクワークでも重労働でも、同じ職場で全員痛がっているわけではありません。


 

 

腰痛の改善はまず腰痛とはなにかを知ることから始まると思います。普通に生活していればほとんど聞いたことがないような新しい情報は、既に結果を出しているのです。知らないだけで苦痛を味わい続けるのは損だと思います。

 

 

 

でも一つだけ大事なことがあります。それは「自分で取り組む意志」です。

 

 

勘違いしてはいけないのは「腰痛体操を毎日やろう!」とか「骨盤がズレて崩れるから足を組むのはダメ!」とか

「その座り方はダメ!」とか「姿勢良くしてないとダメ!」とか、そうゆうことじゃないんです。

 

 

正しい情報を得ましょう。そもそもダメダメ言われるの嫌じゃないですか? 

 

 

 

老子の「飢えている人がいる時に、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか」という話で

 

「魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば自分で一生食べていける」という考え方です。

 

 

 

治療してもらって一時的に良くなることよりも、自分で対処法を知っていたほうが困らなくて済みます。

 

 

腰痛においても古い考え方から脱却して新たな知識を得ることが今求められているのです。