【豊田市で腰痛改善を目指すなら夏目接骨院】の夏目です。今回は腰痛の原因として関連が深いと言われている「心理社会因子」についてお話します。
心理社会的因子について、日本の腰痛ガイドラインでも「腰痛の発症と遷延に心理社会的因子が関与(推奨度 A)」、「職場における心理社会的因子は発症と予後に影響(推奨度 B)」と記載されています。
心理社会的因子が腰痛に関わりが強いことはわかりますが形になっていない(対処法として一般の人が知らない)と思うので、できるかぎり簡単に説明しますので腰痛持ちの方は読んでみてください。
西欧諸国では、人間工学的アプローチのみでは腰痛対策が立ち行かなくなった背景から、心理社会的要因の関与が重要視されるようになった。(職場における腰痛の発症要因の解明に係る研究・開発、普及 職場における腰痛の発症要因の解明に係る研究・開発、普及研究報告書・平成25年・独立行政法人 労働者健康福祉機構より)
人間工学的アプローチについて上記の資料では深く解説されていませんでしたが、ここでは機械的もしくは構造的アプローチと言いかえることにします。
西欧諸国では腰痛に関して、筋肉や関節などの機械的な部分のみにとらわれず、心理的な面に重きを置くようになった点は日本よりも考え方の部分で進んでいます。
「立ち行かなくなった」と報告書の記述にありましたが、欧米では30年以上前から腰痛に関して心理的な研究が行われていて、実際に成果をあげている地域もあります。
たとえばオーストラリアのヴィクトリア州では、新聞や雑誌の広告やテレビコマーシャルなどで有名アスリートや腰痛研究者などが一般市民に向けてはっきりとわかりやすいメッセージを伝えて驚くほどの効果を上げました。
ヴィクトリア州での一般市民への働きかけは「腰痛に屈するな」というキャンペーン名がついていて、科学的に正しい腰痛の対処法が数か月にわたり人々に繰り返し周知されました。
「腰痛に屈するな」キャンペーンが行われたのはは1997年ですので、海外での正しい腰痛の知識の周知は日本よりも20年以上早く実を結んでいることになります。
残念ながら日本ではこういった大々的な取り組みがされていません。
日本では2012年にやっとガイドラインに心理社会的因子について明記され、腰痛の発症や慢性化にストレスや様々な原因が関連する可能性が高いと発表されました。
しかし実際には心理社会的因子やストレスが腰痛にどのように関連しているか理解している人がほとんどいないと言っていいでしょう。
病院などの検査で何も原因らしいものが見つからず「ストレスですかね」と言われて「????」と思ってしまう人が多いのも仕方ありません。
日本では「ストレス×腰痛」の認識が一般の人も専門家もあまりないので、原因としてストレスと言ってみたものの対策法も明確に示すことができない状態にあると言っていいでしょう。
さて、ストレスなどの心理的な要因が腰痛になりうることは海外の研究から明らかであり、日本でも腰痛に関するガイドラインに明記されたとおりです。
ストレスを含む腰痛の原因は広くは「心理社会的因子」と呼ばれていて、その範囲は膨大です。
試しに列挙してみると、
など、これらは不健康や疾病の発生に関係するといわれています。
ストレスと一言に言ってしまえば簡単ですが、社会的因子も関係するとなると我々人間が社会生活を送ることに関連する多くのことが病気の発生や治りにくさに関係するという考え方です。
また腰痛分野では、これらの心理社会的因子に加えて、腰痛に対する正しい認識が周知されていないことも広い意味では社会的な要因と考えられます。前述のオーストラリアの例はこの部分の対策をしたと考えてよいでしょう。
心理的、社会的な出来事や状態が腰痛と関係があるといわれても多くの人が「ん??」と思ってしまうのは事実です。まだまだ世間的にこの考え方が受け入れられていないので、すぐに理解できないと思います。
では「ストレスで胃が痛い」というのはイメージできるでしょうか?きっと多くの人が「ああ、それならなんとなくわかる」と答えると思います。
ストレスなどが直接胃にダメージを与えるわけではないのに「ストレス×胃」は社会に認知されています。
しかし「ストレス×腰」となると、みなさん始めて聞くことなので「??」となってしまいます。腰痛に関しては日本社会で多くの人が「ああ、それね」と認知されるにはまだ時間がかかりそうです。
でも今腰痛に悩む人や長引いている人は世間の知識が追いつくまで待っている必要はありません。情報収集して対処する術を身につければよいのです。
具体的には腰痛に関する知識をアップデートすることが先決です。
多くの方(一般の方も我々のような職種の人も含む)が腰痛は機械的(物質的)な問題だと考えを固めていますが、心理社会的な考え方がそこらじゅうで発表されているのに新しいものは珍しいのか拒否しがちです。
しかし、多くの研究が示すように腰痛は機械的要因よりも心理的要因のほうが関連が深いことがわかっています。
よく「ストレスと言われたら仕方ない」と諦める方がいますが、諦めてしまってはなにも前に進みません。一つずつでも科学的根拠ある情報を整理して前に進んでもらえればと思います。
合言葉は「腰痛に屈するな」です。
夏目接骨院では腰痛でご利用になる方に心理社会的因子の解説を行っています。
「腰痛が良くなってしまえばそれでいい」とお考えの方もいると思いますが、私としては再発防止を含めて腰痛に取り組んだほうがお役に立てると考えているので、腰痛に関連が深い心理社会的因子についても聞いていただくことにしています。
腰痛の克服を目指してご利用になった方の「ご利用例」もありますのでこちらもあわせてお読みいただけると幸いです。
この記事を書いた人
夏目幸宗(柔道整復師)
慢性腰痛やぎっくり腰などの腰痛改善アドバイスに強みを持つ接骨院です。科学的根拠にもとづく腰痛対策を提唱実践しています。
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